2013-06-29

岸辺露伴 ルーヴルへ行く : 荒木飛呂彦

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 荒木飛呂彦

 「荒木飛呂彦氏の作品はすべて“素晴らしいっ!”と驚き賛美してしまいたい」という気持ちがあるのだけど・・・ この作品は「文句なしの傑作ぅぅぅぅぅ!」とは言いにくいような・・・

 荒木作品の魅力の一つは「驚異」だと思うのだけど、画面から“邪悪なもの”が這い出してくるシーンは、“何か、見たことあるな・・・”と思ってしまったし・・・


 10年前・・・17歳の岸辺露伴が謎の女に出会うところから、ルーヴル美術館地下倉庫の探索まで、不穏なものが満ちていて、その不穏さが次々とページを捲らせるのだが、ではその不穏さの源が何かと言うと・・・もちろん、「この世で最も黒い絵」という着想がその一つではあるんだけど、多くは「ルーヴル美術館の地下」というロマンに因るんじゃないだろうか? ラストの一言でこの作品自身がそのことを認めているようにも見えるし・・・。

 「大ルーヴル」への敬意に貫かれた作品。ルーヴルへの畏れの前に、岸辺露伴もおとなし目?


 とは言え、荒木飛呂彦のオールカラー作品というと、それだけで目にしてみたい、手元に所有しておきたいと思わせるパワーがある・・・のよねぇ。




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