2012-12-29

猫とあほんだら : 町田康

『猫とあほんだら』 町田康

 こういうことを書くと、きっと沢山の反感を買うだろうと恐いのだけども・・・どんなに可愛いくても、「ペットは畜生だ」と思ってしまう。

 だって、飼い主たちはものすごく愛情を注いでいるつもりのペットでも、傍からはご主人様の快楽のための奴隷にしか見えなくて、“残酷だなぁ~”と思うことがあるし、ペットを家族の一員と言わんばかりに遇している方の家におよばれして、犬猫と一緒に食事をするのは不快だ。

 ペットって「畜生」だからこそ、人間は飼い主としての責任と良識と愛情を持たなくちゃいけないんだと思うのだけど・・・。

 良質な猫エッセイを書く人の視線とか心性って何とも不可思議なんだよなぁ。なんで、近づいただけで「シャーッ」と威嚇し、さわれもしない生き物に、あんな慈愛と新鮮な敬意をもって接することができるんだろう。猫を家族の一員として人間と同列に置くでもなく、単なる愛玩物として扱うのでもなく。猫にしたって、たとえ飼い主のくれるエサが無くては生きていけなくても、なぜか「畜生」にはならない。そこには、「猫との暮らし」という不思議なものがある。




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