2009-11-21

乱世、夢幻の如し : 津本陽

 ん・・・思っていたよりつまんない。

 顔が良くて性格がえげつない男、乱世の梟雄・松永久秀の生涯!な訳だし、「乱世、夢幻の如し」なんて大仰なタイトルついてるし、相当ギラギラ、ギトギト、油っこい話を期待していたんだけども・・・ 意外にも淡白というか、一本調子というか・・・。

 何年何月、どこぞの武将とどこぞの武将が戦って、焼き討ち、殺戮、略奪、狼藉。昨日の敵は今日の友、今日の友は明日の敵ってなもんで、同盟と裏切り寝返りを繰り返し、今度は敵味方のメンバー入れ替わって、やっぱり焼き討ち、殺戮、乱暴狼藉。ストーリーの2/3くらいは敵味方入れ替わり立ち代りの戦闘の記録が延々書き連ねられる。

 戦国時代ってそういうもんだと言ってしまえばそうかも知れないけど・・・あまりにも描写が一本調子で飽きる。

 実際、久秀の時代は目先の利得を争っての、仁義も思想もない戦闘が繰り返されていただけなのかも知れないなぁ。時代が大きく転換するのはもう少し後のこと。この小説も、信長が登場したあたりから俄然展開がダイナミックになってくるもの。

 やはり信長の露払いなのか・・・松永久秀。

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