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2009-10-03

ビロウな話で恐縮です日記 : 三浦しをん

 まぁ、日記っちゃあ日記なんですが、他人が読んでも面白いように、たっぷりのサービス精神で盛られております。

 この日記が書かれた2007年、しをんさんはちょこちょこNHK大河ドラマ「風林火山」を見ておられたらしく、その話題も2,3度登場する。

 で、

 『ところで殿の顔って、いつも魚眼レンズで映してるみたいに見えないか。』

 という、遠慮会釈もなくズバリな感想に、頭をゴイーンと殴られ脳震盪をおこした私。(殿=武田信玄=亀治郎さん。「お屋形さま」と呼ぶ人が多いように思うが、しをんさんは「殿」と呼ぶ。)あまりの衝撃に、文字の背景に“ドギャーン!!!!”という効果音が見えた。

 曰く、殿は「迫力あるのっぺり顔」なので、勘助・殿・勘助・殿・・・とカットが切り替わる時、殿だけ魚眼レンズで映しているように見えると・・・。うくっ。否定できない・・・むしろ、私もそう思う。しかし、私には・・・しをんさんのように無邪気にその事実を書くことはできない。(もちろん、しをんさんは殿ののっぺり顔と、たっぷりすぎな演技を好ましく思っているのである。)

 う~ん~ それにしても、「風林火山」放送時、私は亀治郎さんの「迫力あるのっぺり顔」を、「好きな顔じゃねぇな~」と思って完全にスルーしていたのだよ。それが今じゃこの体たらく。生身の舞台で見るカメ様は恐ろしいほど素敵なのでしたわぁ。


 その他、ちょっと硬い話も。『性別に基づいて社会が要求する役割』に違和感と反発を感じるらしいしをんさん。性別に起因する問題とか、男女の役割、特性について何度か考察がなされているんだけど・・・

たぶん多くの女性が男性に求めることは、実行は難しくとも、たぶん性別にかかわらず多くのひとにとっての理想の「人間像」だと思えるのだが、たぶん多くの男性が女性に求めること(=家事や育児を完璧にこなし、笑顔をたやさず、いつも美しく、相手を立てる、など)は、いざ自分が求められると、たぶん性別にかかわらず多くの人が「けっ」と思うようなことだというのは、どういうことなんだろう。


という考えは、ちょっと一面的すぎやしないかなぁ。しをんさんの周囲には「男性と食事に行った時、奢ってくれなかったらちょっと憤慨する女性」はいないのかなぁ。それとも、「二人で食事をした時に奢ってくれる人」というのは、性別にかかわらず理想の人間像なんだろうか?

 それに、誰かと一緒に生活するとなると、一人でいたときの主義主張って、生活実態にあわせてかなりなし崩し的に変化しちゃうもんじゃないかと思いますよぅ。実生活に即して考えるなら、問題にすべきは、その人が持ってる主義主張じゃなくて、相手&自分自身が“実態に合わせて主義主張を変える柔軟性を持っているか”もしくは、“主義主張に合わせて生活を律するストイックさを持っているか”の見極めをすることなんだと思うんだけど。ついでに、「育児(家事)を手伝う夫」っていうあり方も問題にされてるけど、そういう言葉で表されていることの何割かは、実態としては「状況に応じてそれぞれが出来ることをしている」であるとも思う。

 でも多分、しをんさんが問題にしてるのは実生活に即してのことじゃないと思うので・・・

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