2009-07-01

ウソツキクラブ短信 : 大牟田雄三・河合隼雄

 真実を語りながら縦横に嘘を吐きまくる(といっても、その内の何パーセントかは駄洒落なんだけど)~その話題は、河合隼雄氏が会長をつとめる「日本ウソツキクラブ」の活動から、日々のニュース、学問、世相、歴史、文学にいたるまで。

 たった一つの真実という漢字に、馬鹿らしいほどたくさんのルビを振り続けよ!


 ・・・というのは、いとうせいこうの小説『解体屋外伝』の中の言葉だけど、「日本ウソツキクラブ」に掲げられる

1.ウソのようなホント
2.ホントのようなウソ
3.ユーモアのセンスあるもの 歓迎


というクラブの三条件を眺めるにつけ、この解体屋の(正確には錠前屋の)言葉が思い出されてならない。

 大牟田氏は「ウソとマコトが交錯するなかに笑いが生まれてくるところが大切である。」と言い、解体屋は、一つの漢字に馬鹿らしくなるほどたくさんのルビを振り続けるなんていう知覚の多様性をこそユーモアと呼ぶのだって言ってる。これ、結局同じところを目指す言葉なんじゃないだろうか?

 全体はナンセンスな笑いに包まれていながら、意味と無意味、ホントとウソが、ある時クルリと反転して、瞬間、冷水をかけられたような気がするのも、いとうせいこうの作品が持ってる感覚に似ている。

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