2009-04-01

絵本 夢の江戸歌舞伎 : 服部幸雄・一ノ関圭

 江戸時代 ~ 大衆に愛された娯楽であった歌舞伎。そしてその祝祭の場であった芝居小屋。

 作者部屋に弟子入りした少年を水先案内にして、江戸三座の一つ中村座での興行の様子を、生き生きと再現した絵本。

 役者・裏方・観客のエネルギーがぶつかり合い、みっしりと熱気のこもる色彩溢れる空間。立ち現れる夢の世界。表情豊かに、今にも動き出しそうな臨場感。ふぅわっと画面の中にひきこまれそうです。

 「江戸の人たちが体感した歌舞伎を、芝居小屋の空間を、何とか現代の人にも“感じて”もらいたい!」という心意気で、詳細に資料をあたり、検証と試行錯誤を重ね、8年の歳月をかけて完成されたというこの絵本。

 小屋の内部まで詳細に書き込まれた画面は、ただ過去を正確に再現した図ではない。江戸の人が見たかもしれない幻まで一緒につれてくる、「夢」という名の魔法がかけられている。

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