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2019-02-09

POLYPHONIC ILLUSION 飛浩隆 初期作品+批評集成

『ポリフォニック・イリュージョン』 飛浩隆

 「まえがき」につづいて収録された短篇「ポリフォニック・イリュージョン」の2ページ目中程まで読んだところで、いきなり中学三年生の頃の教室の風景の中に吹っ飛ばされた。

 当時、仲間数人でマンガやイラスト、小説を持ち寄って質素なコピー誌なぞ作っていたのです。イベントで頒布するなんてレベルのものではなく、ただ仲間内で回し読みする程度のものでしたが。そんなコピー誌に、あるクラスメイトが書いていた小説の文体っていうかなんだろう?言葉遣い?が、この「ポリフォニック・イリュージョン」そのまんまで・・・っていうのはちょっと違うな。とにかく「ポリフォニック~」の2ページくらいまで読んだところで、もっと言うなら2ページ9行目の「オレンジ・ペコ」の一言で、長いこと思い出すこともなかったそのSF好きのクラスメイトが書いた小説とそれにまつわる記憶が溢れる様にフラッシュバックしてきたのだ。

 多分その頃初めて『SF』っていうものを認識したのだけど、私自身はSF小説を読むことも、SF映画を鑑賞することも、ましてやそれらがどういうものなのか理解することも、触れることもなく、SF雑誌を囲んで謎めいた会話を交わす少女たちを、なんだかちょっとこんがらがった感情で眺めるだけだった。

 確か、こちらにも書いたのだけど、今でも私にとっての『SF』はそんな少女たちと、おそらく彼女たちとの交流目的で学園祭に遊びに来ていたメガネの黒髪青年たちの姿をしている。


 『作家(飛浩隆氏)が他人の創作物について書いた文章』を集めた第二部には、読むことへの闘争心を掻きたてられるのだが、その闘争心と闘争そのものを維持する気力、体力をどれだけ燃やし続けられるか・・・自信がない。やはり今年は充実した読書生活のためにも体力強化を図らないと!

 ちゃんとした感想を書かなきゃとは思うんだけど、今回の読書体験においては、正直なところ作品そのものよりも作品を読んだことで巻き起こったフラッシュバックの方が強烈でそこで色々止まっちゃってる。またいつかちゃんと読み返すつもり。





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2019-01-26

歌舞伎の見方 : 渡辺保

『歌舞伎の見方』 渡辺保

 渡辺保氏の書く歌舞伎の本を読むのが好きだ。

 歌舞伎としっぽり深い仲である渡辺氏の言葉が、様々な気づきを与えてくれたり、私が歌舞伎を観て感じている言葉にならないモノに形を与えてくれたり、歌舞伎が滴らせる情感を伝えてくれて刺激的だから、というのも理由の一つだが、一番の理由は多分、書き手である渡辺氏の「内なる歌舞伎」が魅力的だからってことだと思う。

 渡辺氏が書くもの中心には「歌舞伎が好きな著者自身」がいて、「自分はなぜ歌舞伎に魅かれるのか」「自分を魅了する歌舞伎とは一体何なのか」「そもそも自分は何を見たのか」と問うている。

 本書では『一人の観客 ー 私(著者)自身の自己解剖』として歌舞伎の楽しみ方を書くことが明言されているが、他の著書でも客観的な歌舞伎解説というよりも自身の内面へ問いかけるような視線を感じることが多い。

 そうして綴られる言葉を読むうち、氏の『内なる歌舞伎』に巻かれていくような妖しい感覚が萌す。もちろん氏の『内なる歌舞伎』をはっきりとこの目で見たり、共有したりなんでことはできるわけもないのだが、名優たちの至上の一瞬とそれを目にした著者の陶酔が渾然一体になった『内なる歌舞伎』の存在と、そこに凝らされる著者の視線を思うと、くらくらと目眩めく感覚にとらわれるのだ。




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2019-01-12

歌舞伎の愉しみ方 : 山川静夫

『歌舞伎の愉しみ方』 : 山川静夫

 ド派手な衣装に大仰なキメ台詞、キメポーズ。並み居る美形に、敵も味方も個性豊かで多彩なキャラクターたち。緩急自在のリズムにのって繰り広げらるアツいバトルに人間ドラマ。気分を高揚させ感情を揺さぶるかっこいい音楽。『ジャンプ』を読んで育った私にとって、鼻息の荒くなるものがいっぱいつまっていた歌舞伎の舞台。

 初めて観た歌舞伎が先代猿之助さんのスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』だった(大学受験で上京していたのをいいことに、親戚に頼み込んで新橋演舞場につれていってもらった)というのも大きいのだけど、以来ずっとマンガやアニメを楽しむのと同じ感覚で歌舞伎を観てきた。

 でもね、歌舞伎にはもっともっとちがった見方、楽しみ方が数多くあるだろう。いろんな人のいろんな楽しみ方をちょっとだけでも味わってみたい・・・ということで、まずは歌舞伎好きとして名高い山川静夫氏の一冊。

 長年、歌舞伎を見て、味わって、愉しんでこられた氏の体験の中から、「歌舞伎を愉しむためのタネ」をたくさんちりばめて書かれた歌舞伎のあれこれ。「入門書」なんてしかつめらしいものではなく、「体験記」なんてパーソナルなものでもなく、歌舞伎好きの先輩が「一緒に歌舞伎を観にいきましょう♪」と誘ってくれているようで、やさしく、ふわふわと幸せな気分がわきあがってくる。

 あたたかく、やさしい語り口の中で、ピリッとしたひらめきや、ドキリとする気づきをもたらしてくれる事柄もあった。「『勧進帳』は、私にとって『駅馬車』です」と仰った淀長さんのエピソード(淀長さんは映画を観る目で歌舞伎を愉しんでいらしたのだ!)、腹を切ったあとも延々と長ゼリフをきかせる勘平に鑑賞に来ていた学生の口からたまらず漏れたぼやきの話、歌舞伎の舞台に出る馬を笑う人、笑わない人に関する戸板康二氏の言葉、また、舞台を彩る粋な男たちの身体にはそこはかとなく江戸っ子の「はじらい」や「はにかみ」が存在しているような気がするという著者の審美眼などなど・・・。



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2018-12-22

柳生黙示録 : 荒山徹

『柳生黙示録』 荒山徹

 『なぜ十兵衛は死なぬのだ』
  
 『まあ、柳生十兵衛だからとしか云いようがありませんね』


・・・・・・言っちゃった~!!!!!



 柳生十兵衛 vs.  キリシタン

 ・・・ということは、「これってもしかして『魔界転生』へのオマージュ的な?」なんて思って読み始めたわけだけど、そんなの一気にぶっとびました。

 荒山作品にはつきものの顎骨粉砕必至の破壊的脱力ネタもなく、いつものように「そんなバカなっ!」っていう心の叫びを止められないなんてこともなく、「お、なんかフツーにまともな伝奇時代劇じゃん?!」と思いながら読んでた(いや、クスクス・ムズムズレベルの小ネタは随所に仕込んであるし、十兵衛の前に立ちふさがる『神聖ハポン騎士団』の異能ぶりなんて、あえて真面目に語るのも何か・・・っていうくらいのアレなわけで、それを「フツーの伝奇時代劇」と思ってしまう私の感覚もかなり麻痺していると言わざるを得ないんだけども)。・・・がっ! ラストまであと数ページを残すのみとなったところで、美少年・天草四郎の口から投下されたこの台詞っ!

 「ッッッっ!! 荒山!」

 思わず拳を握りしめたね。

 ラストまでの数ページはもう、『柳生十兵衛だから』としか云いようのない展開だったしね。

 まぁ、何と言っても面白さは間違いなし。平戸に入港したオランダ船から正体不明の積荷が長崎奉行所に秘密裏に運び込まれる冒頭から島原・原城での仰天の結末まで一気に読ませます。



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2018-12-08

橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻1 『仮名手本忠臣蔵』

『仮名手本忠臣蔵』 文:橋本治 絵:岡田嘉夫

 橋本治・岡田嘉夫のコンビで歌舞伎作品を絵本仕立てにした『仮名手本忠臣蔵』。

 物語をシンプルに歯切れよく語る言葉づかいは多少日常的すぎる気もするのだけど、揚羽蝶の舞う画面は悪い夢のような艶やかさで彩られ、不思議な非日常の空間に入り込んでいくようだ。

これが、四十七士の物語です。
死んだあとで「立派」といわれるようになった人たちも、
生きている時は、みんな苦しんでいたのです。

 物語の最後に記されたこの言葉がずしんと胸に応える。『仮名手本忠臣蔵』はあっぱれ主君の無念を晴らした義士たちの見事な仇討譚であるだけでなく、美しく生きようとした人たちの苦しみの物語でもあるのだ。



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2018-11-24

ヘンな日本美術史 : 山口晃

『ヘンな日本美術史』 山口晃

 三浦しをん『風が強く吹いている』単行本の装画のいい感じ具合がとても好きで、以来、画家・山口晃氏の名前にはちょっと反応してしまう。TVのドキュメンタリーなどを見ての印象は、むずかしいことも、ややこしいものも軽々と描いているように見える「ものすごく上手い人」。

 タイトルに『ヘンな』とあるからには、『すゞしろ日記』のようなユルさと可笑しみ漂う内容かと思ったのだけど、語り口はやわらかながらも、虚心坦懐、真摯に先人の絵と向き合った「山口晃流日本絵画の見方」というべき真面目な絵画論。でも、新聞や教科書や専門書なんかに載る美術評論に比べると『ヘン』なのかなぁ~、もしかして。

 私にとってはすごく気になる、「あ、そこもうちょっと詳しく・・・」ってことが、第一章「日本の古い絵」の鳥獣戯画のくだりで語られている。
 日本の美術を考えたとき、私は「枠」とか「入れ物」という言葉が思い浮かびます。他の国の人たちが中身で勝負するときに、日本人というのは外側でそれをするのです。器とか枠と云ったもので何か物事と向き合うような所がある。

 これ、歌舞伎の魅力にも通じるとこじゃないかと思うのです。私が魅かれてやまない何か。技のかぎりを尽くしてこの上なく美しく精緻につくられた「入れ物」。「枠」や「入れ物」があることで生まれる「中空」。そこに何物かが湛えられている、または流れ込んでいく様を思うとザワザワして仕方がないのです。


  

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2018-11-10

UNDER THE SILVER LAKE

『UNDER THE SILVER LAKE』  監督:David Robert Mitchell

恋に落ちた美女の突然の失踪。オタク青年サムは、暗号解読、都市伝説、サブリミナルなどの知識を活かし、光溢れる街、LA<シルバーレイク>の闇に近づいていく――――

ようこそ、謎と陰謀に満ちた街へ。
 
 消えた美女の姿を追って、街に溢れるメッセージ、映像、音楽に隠された意味を探るサム。この街には一部の人間しか知らない秘密がある・・・。
 
 何してるンだよ、アンタ・・・。だから・・・また、もぉ、なにを・・・

 何もそんなとこに迷い込まなくても、君はちゃんとしようと思えば、ちゃんと生きていけなくもないんじゃないの? いい男なんだし・・・。だから、変なパーティーにばかり行ってないで・・・家賃払えよ。

 それ、別に暗号とか陰謀とかじゃないから、多分。(・・・でも、もしかしたら・・・ ほんのちょっとしたことで世界はぐるりと裏がえるのかもしれない。)

 見たいもんも、見たくないもんも、愛も悪意もごちゃ混ぜのポップな暗黒ムービー。


 長かった・・・。何か、もう、長かった。 上映時間2時間20分。『銀魂2』とほぼ同じ長さだったとは思えない。もう3時間以上観つづけてるんじゃないかって気がした。

 でも、その長い時間が耐え難かったってわけではなくて・・・。ぬるっとした生温かい感情に浸ってスクリーンに見入ってた。

 解ったか?といわれると、かなり解んなかった。好きか?ってきかれると、多分、好きじゃない。

 でも、この2、3か月の間で、映画館にたくさん置いてあったチラシの中から持って帰ろうって気持ちになったのはこの作品のだけだったし、「『銀魂2』観すぎてお小遣いが厳しい今、観るのか? 本当にこの映画観るのか? どうしても観たいか? 後悔しないか?」と何度も自問自答した挙句に「・・・観る」って思ったんだし、今も続いているこの「ぬるっと生温かい感情」に塗れているのも悪くはないと感じている。

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2018-10-20

スティグマータ : 近藤史恵

『スティグマータ』 近藤史恵

 サイクルロードレースの世界を舞台にした『サクリファイス』シリーズ4作目。

 僕~白石誓(チカ)がヨーロッパに渡って5年。ロードレーサーとして成熟度を増し、強さのようなものを感じさせるようになったチカの姿が見られる。と同時に、『エデン』で初めてツール・ド・フランスを走っていた頃には、苛酷な苦しみの中でも憧れや喜び、高揚感でキラキラと眩く輝いていたチカの景色に、うっすらと夕焼けの赤い色がさしてきたようだ。

 
 かつて圧倒的な実力とカリスマでロードレース界に君臨しながら、ドーピングによって全ての栄光を剥奪された「堕ちた英雄」の突然の復活。今なお圧倒的な存在感を放つ「英雄」の、消えない黒い噂と周囲をかき乱す言動に不穏な空気が広がる中、ツール・ド・フランスが幕を開ける。

 シリーズのこれまでの作品に比べ、ストーリーのテンポがどこかぎくしゃくしているように感じるのだけど、いつものようにチカたちの見る風景、スピードを楽しみながら読む。今作では、ロードレーサーたちの『物語』に視線が向けられる。好むと好まざるとにかかわらずレーサーたちが帯びる、また彼らに求められる『物語』。


 オッジでチカのチームメイトだった伊庭もついにツール参戦。鳥肌ものの走りと、ちょっとだけ初々しい姿、そして男前な啖呵を見せてくれます♡


 

 

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2018-10-06

科学するブッダ 犀の角たち : 佐々木閑

『科学するブッダ 犀の角たち』 佐々木閑

 科学と仏教学の両方を修めた著者が、科学と仏教それぞれが究めようとする世界と、その関連性、親和性を説く。

 第一章~三章で物理学、進化論、数学が進んできた道とこの先の展望に触れ、第四章で絶対的な超越者の存在を想定せず、自己の努力のみで真理に到ることを目標とする仏教~その成立と特徴、科学との親近性を語る。第五章では時代が進むにつれ多様化し広まっていった大乗仏教について。

 物質世界の真理を探究する科学の進歩が世界観の更新をくりかえし、いま明らかにしつつあるのはどういう世界なのか? 釈尊が説いた最初期の仏教は、科学がその進歩の過程で決別してきた「神=絶対的超越者」の存在を前提としない宗教であったこと。それぞれに世界の法則性を明らかにしようとする人間活動である科学と仏教の共通性について。将来、科学と仏教の間に接点が生まれるとしたら、それはどのようなものである可能性があるか。・・・等々。

 科学にしろ仏教にしろ、足を踏み込むには膨大な脳の容量ととんでもなくタフな思考力が必要だろうに、その両方に一度に触れようだなんて・・・。“一度読んだくらいじゃ到底理解できるようなものじゃないだろうな”と覚悟して読み始めたのだが、意外や、著者自身が「科学を語る上では禁じ手」という例え話を随所に織り込んだ平易な語り口で、全くの素人でも「何となく解ったような気持ち」にさせてくれる。

 ただ、「何となく解ったような気持ち」ってことは一方に「多分、全然解ってないな、私。」って思う気持ちもあるわけで、一つ一つ事実を積み重ねるような緻密な論考を展開するのではなく、ポイントだけをまとめ、例え話で一気にカタをつけてしまう語り口には「科学にせよ、仏教にせよ解説のしようが大づかみすぎるのではないかな」とか「果たしてその例え話は事の本質をしっかり押さえた例え話なのだろうか?」・・・なんて、素人なだけに自分の疑問が妥当な疑問なのかどうかもよくわからないモヤッと感も残る。

 あとがきの中に著者の『最初期の釈尊の仏教を知れば知るほど、科学がなつかしく思えてくる。』『仏教研究の中に、科学のデジャビュを見る。』という言葉がある。カバーの紹介文には「科学と仏教。 ~中略~ 両者が向かう先を徹底した論理で探究。」とあるが、本書は論理的というよりむしろ、科学者に憧れ科学者への道も歩んでいた仏教学者である著者の情緒的なものが濃く滲んだ一冊ではないかと思う。




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2018-09-22

髑髏検校 : 横溝正史

『髑髏検校』 横溝正史

 この横溝正史の手による和製ドラキュラ小説、歌舞伎化を想定して書かれたか、ないしは歌舞伎の舞台を頭の中に描きながら書かれたか・・・。まるで読む歌舞伎といった趣の伝奇時代モノ。 歌舞伎座で花形役者の競演を観ているような気分でとってもワクワク、夢のひと時を過ごしました。

 文化八年正月、房州で揚がった鯨の腹から瓶詰の書物が現れる発端から、長崎留学中の蘭学生・鬼頭朱之助が西海の孤島で体験した髑髏検校の怪異を語る序幕。やがて江戸に姿を現わした髑髏検校が巻き起こす凄惨な事件の数々と、それを阻止せんとする鳥居蘭渓と三人の美剣士たち。読みながらず~っと配役考えてました。

 美しき吸血鬼・髑髏検校は幸四郎さん、その眷属・松虫、鈴虫の上臈二人は七之助さんに児太郎さん。髑髏検校の餌食となる美女たち~将軍家斉の姫君・陽炎姫は梅枝さん、その腰元・琴絵は尾上右近くん。ヴァン・ヘルシング役鳥居蘭渓に芝翫さん、三人の美剣士~蘭渓次男・前髪の美少年縫之助に隼人くん、陽炎姫の恋人にして外房州鯨奉行所勤番の秋月数馬は松也さんかな~、琴絵ちゃんの許婚・朱之助は勘九郎さん。縫之助の幼馴染・小夜ちゃんに米吉くん、髑髏検校一味となる狂気の鳥居家長男・座敷牢に囚われの大膳は獅童さんか。あ、亀鶴さんもいいなぁ~。髑髏検校の眷属となった陽炎姫に取り殺される歌舞伎役者・中村富五郎は必然的に検校と一人二役だね。

 と、まぁ・・・随分楽しみながら考えたのだけど・・・。又五郎さんの蘭渓に歌昇さんの数馬ってのも見てみたいし、陽炎姫は後の姿を考えれば猿之助さんでもいいかもしれない。染五郎くんがもうちょっと大人びてくれば縫之助が似合いそうだし、巳之助くんの大膳も捨てがたい。いやまて! 菊之助さんの髑髏検校に菊五郎さんの蘭渓ってのもォォ!

 これ、八月の納涼歌舞伎とかでやってくれないかなぁ。 



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